お勉強中・・・

By G-dB on 2:23

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どうもこんばんは。Bassguitarのsatoshiです。

前回に引き続きメンバー多忙にて今月のリハ(録音)もなくなりました。

という訳で、以前に録音した音源のミックス等について色々とお勉強中な訳です。

Drumのmalから借りているレコーディング・編集等の本を読みつつ、様々なミキシングのノウハウを頭に叩き込んでは見ているのだが、肝心の「完成形のサウンド」がアバウトにしか浮かばない。
自分(多分自分達)がイメージするところのサウンドは分かっているのだが、その為の音の配置やエフェクト含めた音の処理・・・諸々の具体的な部分が見えない訳である。

そんな折り、レコーディング本の著者がミキシングのお手本として挙げていた必聴盤のリストのページがあったので、その中から自分の所有するレコード・CDを聴いてみた。

まずはU2の「Joshua Tree」
このアルバムは個人的に80年代のRock全体で最高傑作ではないかと思っており、当時から暫くはヘビーローテーションで聴いていたものだった。
今、改めて聴いてみると若干「時代」を感じる部分もあるものの、U2が完成形になったと感じる素晴らしい楽曲が並び、やはり傑作アルバムである事を再確認した。
が、楽器個々の音が非常にクリアで「優等生」的すぎて、ウチらのイメージではない。ただ楽器個々の定位等は分かりやすく結構参考にはなったと思う。

次にLou Reedの「Transformer」
背徳の匂いプンプンの妖しい雰囲気が特徴のこのアルバムも一時はかなり聴きこんでいたものだったが、自分達の目指す音の参考にするには傾向が違いすぎた。
しかし、独特なエコー等のエフェクト処理は場合によっては使えそうな「飛び道具」的ネタを仕入れる事は出来た感じで収穫なしではなかった。

お手本と自分のイメージはやはり違いが大きい事に気付き、ここで路線変更しNirvana、Jon Spencer Blues Explosion、Dr,Strange Love等の自分のフィールドにターゲットを絞って聴いてみる事にしてみて改めて分かったのは、ミキシングのお手本ではないかも知れないがやはり「具体的なイメージ」として学ぶべきところはここだという事。

やはりここはSteve Albini的世界にウチらの正解がありそうな感触。
あの生々しいくアナログな世界観が具体化出来れば・・・

という訳でこの研究の道はまだ暫く続きそうな気配です。

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